スチューダーは、2016年9月のIBCショーにて、次世代業務用音声卓、 Glacier
(グレーシア)シリーズを発表しました。
放送及びプロダクションの用途だけに留まらず、様々なアプリケーションに対応できる新機種です。2種類の合理的にデザインされた操作モジュールは、スチューダーの特許技術Vistonicsを基にしたマルチタッチGUIを装備しており、ユーザーごとに異なるカスタマイズ要求にも柔軟に対応。制作サイドのみで運用できるような極力シンプルで簡潔な仕様から、大型コンソール級のフル・ファンクションを必要とする仕様まで、様々な用途に適応します。次世代の放送用音声卓として、スチューダー・グレーシア・シリーズは新たなる領域に踏み込もうとしています。
各モジュールはTCP/IP経由でDSPコアに接続され、ユーザーの仕様、用途に合わせたカスタマイズド・サーフェイスを具現化します。
■2つのコントロール ・ サーフェイス・モジュール
グレーシア・シリーズは、セントラルスクリーン・モジュールとフェーダー・ビストニクス・モジュールで構成されています。各モジュールは、TCP / IPを介してStuder DSPコアと接続して動作する自己完結型ユニットです。 複数のモジュールを接続して、特定のアプリケーションや環境に合わせてカスタマイズでき、多彩なサーフェスを作成することができます。