2019年10月1日よりスチューダー・ジャパン-ブロードキャスト株式会社は、ヒビノ株式会社 ヒビノマーケティングDiv.に統合いたしました。 これまで以上に皆様に安心してお使いいただけるよう、より強固なシステム提案およびサポート体制を構築して参ります 引き続きご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。
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VISTA family

■ VISTA family 共通の優れた機能
VISTA family は、全モデルが共通のアプリケーション・ソフトウェアを使用しており、まったく同一の操作方法でミキシング作業が行えます。
ここではVISTA family 共通の優れた機能をご紹介します。



■ Vistonics ビストニクス

                       
VISTA Family の操作デスクは、TFTタッチスクリーンディスプレイをロータリーエンコーダ&スイッチと融合させたスチューダーの特許技術、Vistonics(ビストニクス)
画面を核としています。操作したいファンクション画面にタッチするだけで機能表示が拡がり、
とても直感的に俊敏な操作が可能になります。1 パネルには40個ずつのロータリーエンコーダとスイッチが並んでおり、それらをフルに使って各モジュールの操作ができます。アナログ卓のようにそのモジュール付近で操作が完了するため、例えば複数の人数で同時に別々の操作をするといったことも当たり前のようにでき、センターアサイン式のデジタル卓を過去のものにします。


■ 見ている場所が触る場所 = ストレスを軽減
 
ボタンとロータリーエンコーダをタッチスクリーン上に配置してあり、触れるつまみ類の直近に目盛表示があるため、目線を変えずに操作することができます。
また、触りたい機能に1アクションでアクセスできるため、結果的にオペレータのストレスを大幅に軽減します。



■ 出力レベルを監視

コントロールベイのVistonicsでは、通常の機能表示だけでなく、各種出力バスの
マスターフェーダーを並べておくことも可能です。小さなバーグラフ・メーターも表示されるため、常にこれらを表示しておけば、各出力系統のレベル監視もできます。
また、ロータリーエンコーダ脇のスイッチをTBモードにしておけば、簡単に各出力
バスにトークバックもできます。


 
■ カラー・コーディング = 色による機能表示
 スチューダーは何十年も昔のアナログ卓時代
 から、色による機能表示= カラー・コーディング
 を伝統的に採用してきました。VISTA Familyで
 も、その伝統は脈々と受け継がれています。
 EQは赤、ダイナミクスは緑、PAN は黄色、AUX
 は橙といった具合で、見た瞬間に文字を読まず
 とも盤面に何が表示されているかわかり、瞬時
 に手が動きます。

 



■ グラフィック表示 = 文字に頼らない機能表示
  例えばアナログ卓の場合、目盛や数値ではなく
  「ノブの位置がこのあたり」という位置や感覚で
  操作することも多かったはずです。Vistonics画
  面は、文字情報だけでなく棒や円やグラフ等を
  使って、今どのあたりまで回しているかを視覚的
  にわかるようにデザインしてあります。また、そ
  の機能がONになっていると縦横のグラフ線が表
  示されたり、明るくなったりするため、瞬時にチャ
  ンネルの状態を把握できます。さらにロータリー
  エンコーダの動作感覚も、オペレータが回した分
だけパラメータがリニアに反応するように細かく配慮されています。見ただけですぐにわかる、頭でなく手が覚えている卓、それがVISTAです。


■ フェーダーベイ
  1ベイ10 本のフェーダーを装備し、各フェーダー毎
  にVistonics画面とは別にINPUTゲインコトロール
  専用(VISTA X はAUX/PAN に切替可能)のエン
  コーダを装備するフェーダーベイ。
  右側のGLOBAL VIEW ボタンで全Vistonics画面
  でどの機能を表示するかを選択します。AUXセン
  ドのセッティングをフェーダーで行えるSWAP
  FADER機能等、必要な機能がわかやすく配置さ
  れている秀逸なデザインです。



           写真はVista V

■ 簡単コピー/ ペースト
  機能別にコピー/ ペースト専用スイッチを装備。
  押してコピー、半点灯している行き先を押せば
  ペースト。アンドゥボタンも装備。簡単で明快。


 
 



■ 「USER」スイッチ
  文字通りユーザーのニーズに合わせて様々な
  用途に使える2個のユーザースイッチ。
  機器リモートボタンとして設定したり、タリー連動
  時のイネーブルボタンとしても使用可能です。




 

 
■ 「ISO」スイッチ
  スナップショットをリコールする際、ISO スイッチ
  をON にしておけば、このフェーダーはリコール
  されず前の状態を保ちます。






 
 

 
■ コントロールベイ
写真はVISTA X
写真はVista X

フェ-ダー10+2 本を装備するコントロールベイ。各種モニター、TB、オートメーション等のコントロール類がわかりやすく配置されています。

 


■ 6 レイヤー&スクローリング

  6 レイヤーを標準装備。フェーダーベイの全
  フェーダーを瞬時にレイヤー切替。どのレイヤー
  へも1アクションで切替えられます。各レイヤーに
  インプットだけでなくAUX やグループのマスター
  を含む任意のフェーダーを自由に並べることが
  可能。設定・変更はSTRIP SETUP 画面でドラッ
  グ&ドロップ感覚で簡単に行えます。さらに表示
  がベイ毎左右にスクロールするため、リスニングポイントを外さず各フェーダーを操作可能です。
 

■ L2(レイヤー2)モード
  L2 モードにすると、1レイヤー目に対して4 レイ
  ヤー目を「L2」として捉えます(同様に2 → 5,3 →
   6)。各フェーダーにある「L2」スイッチを押せば、
  そのフェーダーだけレイヤー表示切替が可能。
  Vistonics 画面下部にL2 の名前や小さなメー
  ターを表示させることもできます。



 

■ 4 レイヤー&スクローリング
  コントロールベイは4 レイヤーを標準装備。
  右2本を除く10本のフェーダーに、各種モジュー
  ルを自由に配列できます。また各レイヤーに左
  右10 本ずつの表示画面があり、物理的なフェー
  ダーは10 本ですが、実質1レイヤーあたり30 本
  のフェーダーを持つベイのような使い方が可能。
  フェーダーベイとは全く独立して動作するため、
  2 マン以上でのオペレーション時にも威力を発揮します。
 

■ 3 系統のモニターバス
  VISTA Family は3 系統のモニターバス
  (CR,STUDIOA,STUDIO-B)を標準装備。
  VISTA X のCR (コントロールルーム) には、
  MAIN(5.1),ALT(5.1),NF(ST) の3種類
、VISTA V
  /
VISTA 5/VISTA 1のCR には、MAIN(5.1),NF
  (ST,PFL兼用) の2 種類のスピーカーを接続可能
  です。



■ モニターソースセレクタ
  VISTA X は32 個、VISTA V/
 
VISTA 5/VISTA 1 は16 個の
  モニターソースセレクタを装備。
  セレクタ CR/ST-A/ST-B の3
  レイヤー構造になっています。さらに12 個のプリセレクタを持つボタンを複数設定可能。各ボタンに任意のソースを任意の順番で割り当てることができます。



 
■ トークバック・システム
  デスクにはトークバック・マイクが標準装備され
  ており、STUDIO-A, STUDIO-B へのトークバッ
  クだけでなく、送り返し音声を生成しているAUX
  やGROUP 等の出力バスにも割り込むことがで
  きます。PD 席用外部トークバック・マイクの入力
  標準装備。GPIポートから外部制御が可能です。

 

■ 8 個のMUTE グループ
  8 個のMUTE グループを標準装備。設定・変更も簡単です。同様にCGM
  (コントロールグループマスター)フェーダーも設定可能。フェーダーだけ
  でなく全てのパラメータをアナログ卓のVCA グループの感覚で設定、操
  作することができます。





 
 
 


■ ダイナミック・オートメーション
  VISTA 1 を含む全モデルで、タイムコード・チェイ
  スによるオートタッチプラス・ダイナミック・オート
  メーションが可能。DAW コントロールも可能な優
  れたポストプロダクション用コンソールとなりま
  す。


 
 

VistaMix
  VISTA Family 全モデルで設定できる新たな
  オートミキシング機能Vista Mix。
  複数のコメンテーターによる討論番組やトーク
  番組、情報番組等、出演者がフリーで話すよう
  な状況の際に、話している人のフェーダーを上
  げ、話していない人のフェーダーを下げてくれま
  す。マルチマイキングによるかぶりを最小限に
  するだけでなく、話している声の明瞭度を上げ、
  かつ話し始めの声の上げ遅れを防ぐことも可能
  となります。
卓の仕様を決めるコンフィグレーションにてVista Mixバスを新たに設定し、マイクソースを割り当てたインプットを、グループアウトプットの感覚でアサインして使用します。1つのバスに最大20人(8/12/16人のバスも設定可能)のマイクをアサインすることが可能。また、WEIGHTとCALパラメータを使い、話す人に合わせて上げ下げのセッティングを簡単に設定でき、より高度なオートミキシングを実現します。
 

■ ギャンギング
グルーピングしたいフェーダー下のLINK/SEL ボタンを同時に押すだけでギャンギングが完了。フェーダーのみならず全機能がグルーピングされるため大変便利です。ギャンギングの解除も一手のみで完了します。

 
 
■ タリー連動機能 (Audio follow Video)
  インプットモジュール毎に表示されるチャンネル
  パッチ画面内の設定画面で、ユーザーが以下の
  値を簡単に設定可能です。
  イネーブルキーの設定
  ・タリーON 時のフェードイン時間、
    到達フェーダー位置
  ・タリーOFF 時のフェードアウト時間、
    到達フェーダー位置
  ・動作条件
 
 

■ シェアード・プロセス
DSP の演算能力を使い、5.1 ダウンミックスやステレオ→モノ変換、最長10 秒のディレイ等、システム構築の際に便利な機能を卓内で処理できます。

 

■ コンフィグ・エディター
  このソフトウェアを使い、納入後でも自由に
  コンソール仕様を再構築可能です。

  (但しVISTA 1を除く)



 


■ 明快なサラウンド・オペレーション
 VISTA family は5.1 サラウンドに対応しています。
  サラウンド・インプットや
サラウンド・グループ、
 
サラウンド・マスターを設定できるだけでなく、
  DSP 内部処理でダウンミックスを自動生成する
  等、実際の運用に必要な機能を有しています。








 
 
 

■ ビンテージ・ダイナミクス
  VISTA family のダイナミクス機能は、デジタルな
  らではの正確な動作を行う標準ダイナミクス以外
  に、ビンテージ・ダイナミクスを選択できます。
  Urei 1178やdbx 160A など往年の名機を解析、
  「原音への色づけ」「パンチ感の付加」「輪郭の強
  調」等アナログ・ダイナミクスの効果を再現してい
  ます。

 
 


■ Virtual Vista ソフトウェア
  Virtual Vista ソフトウェアは、通常のPC を使っ
  たオフラインでのセッティング作業を可能にする
  だけでなく、VISTA の実機にPC を接続すれば、
  コントロールPC となり、卓そのものを直接動作さ
  せることもできます。例えば劇場やホール等で実
  際のリスニングポイントに出向いてサウンドセッ
  ティングを行えますし、デスクと接続しておけば、
コントロールPC 及びデスクのバックアップPC 的な位置付けにもなり得ます。
 

■ サーべヤー画面・セルフヒーリング機能
  アプリケーション・ソフトウェアは常にVISTA シス
  テムの各ハードウェアと通信し、コンディションを
  監視しログを残しています。サーベヤーと呼ぶ監
  視画面で詳細情報が表示されます。正常時は
  緑、異常時は赤、それ以外は黄色と、わかりや
  すく表示されますので、オペレータはすぐに卓の
  状態を確認できます。またVISTA 5 M3 の場合、
SCore Liveフレームに予備のDSPカードを装填しておけば、万が一DSPカードに不
具合が発生した際、自ら予備カードに内部演算処理を移行するセルフヒーリング機
能を有しています(音声入出力は手動)。

 

■ RELINK に対応
スチューダーの最新技術、RELINK に対応。下図はVISTA 9 とVISTA5 を直接接続する参考例。例えばスタジオサブに常設されているVISTA 9に可搬卓のVISTA 5 をRELINK 接続すれば、お互いのマイクHA をコントロールすることが可能。接続は音声のタイライン( アナログ/AES/MADI のいずれも可) とハブ、LAN ケーブルだけのシンプルさです。
 

■ DAW コントロール
VISTA デスクはDAW コントロールも可能。シンプルなMackie コントロールor Macki e HUI プロトコルを使用し、32 本までのフェーダー、MUTE、SOLO、チャンネルレディの他、チャンネル名も連動して表示できます 。ギャンギング等、VISTA デスクならではの快適な機能をDAW 操作でも享受できます。
 

■ D21m ステージボックス
入出力に、D21m I/O Frame システムを使うVISTA family は、MADI によるステー
ジボックスを簡単に構築できます。高音質のD21mマイクHA を、長距離伝送による
劣化の極めて低い光ケーブルによってオペレーション可能。フレームも大変コンパクトで、様々な現場で活躍します。
 
 
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